カホンと一緒に持ち運べる小さめのウインドチャイム【おすすめの小物パーカッション】

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

小物楽器

さっと手でなでるとチャラララ~♪と響くウインドチャイム。
バーチャイム、ツリーチャイムともいいます。
見た目が華やかで目立つので、パーカッションの中では知っている人の多い楽器かもしれません。

私は初心者のころ「ウインドチャイムを使ってみたいな」と憧れましたが、最初は”そんなに使わないかもしれない”、”まだ早いのでは?”と迷っていました。
でも先生に、小さなサイズのウインドチャイムがあると教えられて、思い切って購入しました。

使ってみると、ウインドチャイムは思った以上に使う場面が多く、使用頻度の高い楽器になりました。
自分のテンションがあがり、共演者にも喜ばれ・・・といいことずくめ。
ほんとに買ってよかった、元を取ったという感じ(^-^;。

プロの方が使うような豪華なウインドチャイムはいつかは欲しいものですが、小さめのウインドチャイムは手軽に使える上に、小さいながらも効果音として大活躍します。
初心者の方にもおすすめの楽器だと思います。

そこでここでは、小さめウインドチャイムの魅力、おすすめのウインドチャイム、また初めてウインドチャイムを使うときに役立つ豆知識などをお届けします。

ウインドチャイムのおすすめポイント

まずは、ウインドチャイムのおすすめポイントから。

ウインドチャイムはほんとに使える

ウインドチャイムってほんとに使えるんです。
使える曲のジャンルもかなり幅広いと思います。

サビに入る前、あるいは盛り上がったところ、逆に静かなパートに入るとき、落ちサビで少しだけ鳴らす・・・など大活躍します。
カホン以外に、コンガ、ジャンベなどいろいろなパーカッションと組み合わせても使えます。

またカホンやジャンベを叩いていたら、その瞬間片手をあける必要はありますが、触れば音がなる楽器なので、初心者の方でも扱いやすいと思います。

いちおしの小物パーカッションです。

自分もテンションがあがり共演者も喜ぶ

演奏の中で、ウインドチャイムを鳴らすと自分もテンションがあがるし、共演するプレイヤーも気分があがる。

ことさと
ことさと

ピアノの友人と合奏したら、「うわ~それ盛り上がる!」と大変喜ばれました。

セットがキラキラして映える

ウインドチャイムは見た目もきらきらしてきれいなので、パーカッションセットに入れると華やかになってとても映えます。

小さめのウインドチャイムのメリット

そんなおすすめのウインドチャイムですが、大きなものは高価だし、持ち運びも大変です。
そこで、小さめのウインドウチャイムがおすすめになります。
ここでは小さめウインドチャイムのおすすめポイントをまとめました。

小さくても効果音としてかなり使える

小さめのウインドチャイムだと、チャララ~♪(グリッサンド)としたとき音が足りなくなるのでは?ほんとに使えるの?と心配されるかもしれません。
でも大丈夫です。
私は小さめのウインドチャイムをずっと使っていますが、小さいために困ったことは一度もありません。

そりゃ大きな豪華なウインドチャイムはいいですが、小さなウインドチャイムでも”なんか音足りなくない?”ということはないですよ。(大きいのと比べればわかるかもしれないけど、それだけを聴いてれば大丈夫!)

曲に合わせてグリッサンドの速度を少しゆっくりにしたり、両手が使える場合は空いている方の手で音をつなげることもできて、小さくても十分使えます。

カホンと一緒に持ち運んで手軽に使える

一番のメリットですが、小さめのウインドチャイムは1~2万円で買えて、持ち運びが簡単です。

カホンと一緒に運ぶ場合、カホンの高さは通常45~50cmですので、これよりも幅の狭いウインドチャイムならカホンケースの隙間に入れて、カホンと一緒に持ち運びできます。パーカッションは荷物が多くなるのでこれはほんとに便利です。

小さめウインドチャイムの選び方と各メーカーのおすすめ

小さめウインドチャイムを選ぶときのポイントと、おすすめのウインドチャイムをご紹介します。

小さめウインドチャイムの選び方

ウインドチャイムを選ぶポイントには、素材とサイズがあります。

素材について

これは小さめに限らずウインドチャイム全般の話になります。

ウインドチャイムのバー(金属の棒)に使われる材料は、大きく分けてアルミニウム合金とブラス(真鍮、黄銅)があります。

  • アルミニウム合金・・・音色が硬く澄んでいる
  • ブラス・・・柔らかく軽やかな音色

アルミニウム合金の方が種類が多くスタンダードです。オールマイティに使えるのは、どちらかというとアルミニウム合金のウインドチャイムだと思います。
ただ絶対こちらというほどではなく、好みやよく演奏するジャンルにもよりますので、好きなタイプを選べばいいのではないでしょうか。

サイズについて

カホンと一緒に運ぶ場合は、カホンの高さは通常45~50cmなのでこれより小さなものだと運ぶのが楽です。その場合、バー(ひとつひとつの金属の棒)の本数が25本前後ぐらいのものがおすすめです。
この本数なら幅が大体40cm以下になり、カホンのケースに入れて簡単に持ち運びができます。

ただあまりに本数が少ないとチャララ~(グリッサンド)がほんとにすぐ終わってしまいますので、これよりも少ないと使いにくいと思います。

おすすめの小さめウインドチャイム

現在販売されている中から、おすすめの小さめウインドチャイム2点を下表にまとめました。(2023年3月)
価格は大体1万円~2万円です。

メーカー/品番バーの本数材質特徴
TREE WORKS
TW-TRE23
23本39.2cmアルミ・チタン合金吊り紐が頑丈で演奏中に切れる心配がない。ポピュラーな仕様。
MEINL(マイネル)
CH27ST
27本38.5cmアルミニウム合金バーが細め。音質は軽やかでやや高域

実際には他にもいろいろあり、いいものもあると思います。
ブラス素材も何種類かあります。[ブラス、ウインドチャイム]で検索するとすぐ出てくるので、その中でバーが25本程度のものを探してみてはいかがでしょう。

では、それぞれご紹介していきます。

TREE WORKS TW-TRE23

私はこれを使っているのですが、とてもおすすめのウインドチャイムです!
音色は硬質で美しく、余韻もきれい。ほんとに好き。

アルミ・チタン合金でスタンダードなタイプです。

音色がきれいなのは上に書いた通りですが、他にも「吊り紐が切れにくい」というところをメーカーが説明しています。
私は切れたことはありませんが、吊り紐は時々切れるという話も聞きます。
切れると吊り紐を用意して、バーの高さが揃うようにきれいに結ぶ・・って想像しただけで面倒ですよね。
そのリスクが低いのは地味だけど安心です。

ことさと
ことさと

練習スタジオのウインドチャイムが、紐が何本もきれて結びなおしたらしく、バーの高さが揃わず、ぼこぼこになっているのを見たことがあります。
自分のウインドチャイムがああなったら、テンション下がるなぁ

MEINL(マイネル)CH27ST

ブラスのような色ですがアルミ合金です。
金色っぽいのは「アノダイズ処理」を施されているためで、「アノダイズ処理」とはアルミニウムの表面を強制的に酸化させて被膜を作るものだそうです。
これによって耐久性が向上したり装飾性が付与されるのだとか。

このウインドチャイムは、バーが通常よりも細く、音色が高く軽やかです。

同じような仕様でもメーカーによって音に特徴があるので、楽器屋さんにあるものをいろいろ鳴らしてみると感じがつかめていいと思います。

メルカリにもウインドチャイムがありました。手頃なものがあったら試すのもいいかも?

ウインドチャイムのセッティング

ウインドチャイムをセットする方法についてまとめました。

ウインドチャイムホルダー

ウインドチャイムは下のようなホルダーでシンバルスタンドに取り付けられます。

これはPearlの製品ですがTREE WORKSのウインドチャイムでも問題なく吊るせます。

メルカリにもありましたが、私が見た時は新品と価格差がそんなにありませんでした。
もし安く出品されていれば、こちらもいいですね。

ブームタイプのシンバルスタンドでもセッティングできる

ウインドチャイムホルダーがなくても、シンバルスタンド(ブームタイプ)がある場合は、シンバルを刺すところにウインドチャイムを取り付けることができます。ウインドチャイムホルダーを持って行かなくてもよいので便利です。

たまに、ホルダーを通す穴の小さいウインドチャイムもあるので、使えるかどうか試してみてください。

取り付ける向き

決まりではないかもしれませんが、私は右側に高音が来るようにセットしています。
(ピアノの鍵盤と同じ)
たぶん、鍵盤楽器と揃えた方が、手を動かす方向が同じになるので良いと思います。

はじめてウインドチャイムを使うときの豆知識

鳴らし方のコツ

鳴らすときは、優しくさわるのがコツです。
初めてウインドチャイムを使ったレッスンで、”間違っても、そば屋の暖簾をくぐるときのように威勢よくやらないように”、と先生から説明が。
(そしてその直後にやらかして笑われた)

ことさと
ことさと

慣れないと慌ててしまって、「あ、鳴らさなきゃ!」と勢いよく手が出てしまいます。

低音から高音に、高音から低音に、あるいはランダムにと、鳴らし方はいろいろあります。
どのタイミングから鳴らすかも、プロの演奏を見たり、いろいろ試したりして研究するといいと思います。

ことさと
ことさと

レッスンで、”ウインドチャイムを鳴らし始めるタイミングが、ちょっとだけ早いですよ”などと指摘されることもあります。
とても繊細で、センスがとわれるところですね。

カホンと一緒に運ぶ方法

ウインドチャイムをカホンケースに入れて運ぶときは、平たいケースに入れる必要があります。

ことさと
ことさと

私が買ったときはもっと安かった気がします・・・
今見たら値上がりしていてびっくりしました。
これを使わずに、次にご紹介する”細長く小さくまとめて持ち運ぶ方法”で運んだ方がいいかもしれません。

サイズ40cmまでのケースなので、それより小さいウインドチャイムはこれに入れるとケースの端が若干余ります。(問題ないので私はそのまま使っています)

このタイプのケースにウインドチャイムを入れるときは、ウインドチャイムを下の写真のようにたてて、上からケースをかぶせて入れます。

カホンケースに突っ込んだ状態はこんな感じ。ぎゅうっと押し込んで大丈夫です!

ウインドチャイムのケースがはみ出ている部分は折り曲げて蓋を閉めます!
私はこの状態で、シンバルと一緒にキャリーカートに乗せて運びます。

楽器を運ぶときはマグナカートが重心が低くて倒れにくい。使っている方も多いですね。

細長く小さくまとめて運ぶ方法

また、カホンケースに入れなくてもいい場合は、細長くまとめると小さくなります。
最初からそのタイプのケースがついているウインドチャイムもあります。
バーが絡まないようにまとめられればよいので、私は百均の日焼け止め腕カバーの中に入れて持ち運んでいたこともあります。”ルーズソックス”のようなものがあればいいわけで、軽くて小さくまとまるので便利です。リュックにも入ります。

まとめ

小さめウインドチャイムは価格が手頃で、持ち運びも簡単、ウインドチャイムの魅力を手軽に楽しむことができます。曲を盛り上げるのにも出番の多い小物パーカッションですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

コメント