パーカッションの魅力【ここが楽しい・面白いポイントをご紹介】

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パーカッション全般

大人になってから何か楽器を始めたいと思っている方、パーカッションはいかがですか。
パーカッションは「叩く」「振る」「こする」ことで音を出す楽器。
コンガ、ボンゴ、ジャンベ、カホン、シェイカー、シンバル・・・たくさんの楽器があります。
どこかの国めずらしい楽器もあります。

ドラムもパーカッションの一つですが、通常パーカッションというときは、ドラムはパーカッションに含めないことも多いです。

この記事では、ドラム以外の打楽器をパーカッションとして書いていきます。
また、吹奏楽ではなくバンドや、ギター、ピアノと合わせてポップスを演奏するパーカッションをイメージしています。

パーカッションは多くが叩くだけ、振るだけの単純な楽器で誰でもすぐ音を出せますが、上手な人が演奏するとワクワクするようなグルーブが生まれます。
単純な楽器なのにこんなすごい表現ができるなんて!と驚かされます。
でもそれは簡単そうに見えて簡単にはできない。奥が深いのです。

そんなパーカッションの魅力を少しでも多くの人に知っていただきたいので、ここでは私が考えるパーカッションの魅力をまとめてみました。
ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人
ことさと

最初はダンスをしていたけど、ダンスよりリズムが好きだということに気づいて、打楽器を始めました。
仕事のかたわら、専門学校<メーザー・ハウス>でパーカッションとドラムを学び、打楽器の魅力に取りつかれて約8年。主にポップスのジャンルでやってます。パーカッションとドラムを福長雅夫氏に師事。

このサイトでは、打楽器が好きな方、特に始めたばかりの方や打楽器にちょっと興味をもった方を中心に役立つ情報を発信していきます。

パーカッションの魅力

さっそくですが私が考えるパーカッションの魅力を挙げていきます。
まとめると下記の6つになります。

  1. .パーカッションが曲の雰囲気を決める
  2. リズムとグルーブを生み出すことは楽しい
  3. 単純な楽器から複雑なリズムが生まれる
  4. 楽器でないものを楽器にできる
  5. 楽器の種類が多い
  6. 楽譜の音程を読まなくていい

順にご説明していきます!

パーカッションが曲の雰囲気を決める

バンドにドラムがない時、パーカッションは曲のリズムとテンポを決める楽器になります。曲のグルーブを作り出し、雰囲気を決める大切な役割を果たします。

ドラムがある場合は、大きなリズムとテンポを決めるのはドラムの役割になります。
その時は、パーカッションはドラムの音の間を埋めたり、少しずつ違ったリズムを演奏したりして、曲に繊細なニュアンスや複雑な表情をつけます。

どちらにしてもパーカッションが加わることで、曲の雰囲気は変わり音楽は面白くなるのです。

リズムとグルーブを生み出すことは楽しい

自分がパーカッションをたたいて、それがリズムを生み出すということはとても楽しいことです。
思わず体を動かしたくなるようなリズムを、自らが作っているということは快感でもあります。

単純な楽器から複雑なリズムが生まれる

子供でも出来る簡単な楽器(タンバリン、カスタネット、トライアングルetc.)も、パーカッショニストが演奏するとびっくりするようなグルーブが生まれます。
プロが演奏すると、容器にビーズを入れただけのシェイカーでも、思わず耳が離せなくなるような複雑なリズムとグルーブ感が生まれます。
初めて見るとびっくりしますよ。

それを見て、うわっ私もやってみたい!と思うけど、これは簡単ではないのです。でもだからこそやりがいがあります。

楽器でないものを楽器にできる

楽器として作られたものでなくても、何かを叩いたらパーカッションになります。そもそもパーカッションの発祥はそういうものかもしれません。
壁を叩いてもパーカッションになるし(迷惑をかけないように)、その辺にあったものをたたいて音がよかったら、それを楽器にすることができます。

海辺のお土産屋さんに売っている「貝殻をたくさん吊るしたシャラシャラいうやつ」はパーカッションとしていい効果音が出せます。
楽器屋さんがすでに同じようなものをパーカッションとして作って売っていて、何千円もするらしい。

そんな感じで、何でも叩いたたらパーカッションになるかも?と思ってしまうのは、パーカッションやってる人の習性かも?

楽器の種類が多い

楽器の種類が多く、いろんな楽器を練習しなければいけないの大変かもしれませんが、逆にいろんな楽器を演奏できるのは楽しく、飽きません。

飽きっぽい人にもおすすめです。

世界にはいろいろなパーカッションがあるので、何年練習しても、まだ触れたことのない楽器があるのは心強い。

逆に、いくつもある楽器の中から自分の好きな楽器をみつけて、それだけをやってもいいのです。
(パーカッショニストにはひとつの楽器を専門に演奏する方もいます)

始めてパーカッションをやる場合は、どの楽器から始めるか迷うかもしれませんね。
そんな時は自分が興味をひかれた楽器からやってみてもいいですが、最初は初心者でもすぐに楽しめる楽器からはじめるのがおすすめです。

バンドを組む時重宝される

例えばカホンの場合、カホンは簡単に運べて、持って行けばそこでバンド演奏ができます。
(カホンはベースがいなくてもバンドが組める)

パーカッションはギターやピアノの弾き語りともよく合います。

コンガやカホン、ジャンベと小物楽器を組み合わせると、バンドをリズムで支えることから曲に様々な表情をつけることまでできるのです。

楽譜の音程を読まなくていい

パーカッションの楽譜にも音符がありますが、主にリズムと、その音をどの楽器のどの奏法で演奏するかが書かれているだけで、ピアノのような音程はありません。このため、音程を読む必要がありません。

私は子供の頃ピアノを習っていましたが、五線からはみ出る高い音、低い音になると、指で音符の線を数えてました。
パーカッションはそのストレスから解放されて、本当に助かります。

また、コードを知らなくても演奏できるところも、初心者が気軽に始められるポイントだと思います。
(曲を理解するためにはコードがわかるほうがよいのですが、あとからでも勉強できます)

(おまけ)リズム感のない人はほとんどいないらしい

私がパーカッションをやっているというと、相手から「すごいね~、私はリズム感ないから」とよく言われます。
でも本当にリズム感がない人はほとんどいないそうですよ。

ベーシストで音楽プロデューサーの藤谷一郎さんは、ご自身の動画16 Bass Lessonの中で
「本当にリズム感が悪い人はいないんじゃないか。ほとんどはリズムが悪いんです。多くの人は練習で身に着けることができます」と話されています。
(藤谷さんの動画はベースの話題が多いですが、ベース以外の楽器を演奏する上でも勉強になる動画もあり、とても勉強になります。)

「パーカッションに興味あるけど、私リズム感ないからなぁ」という方も、やったことないからそう感じるだけかもしれません。
機会があったら、ぜひ一度やってみてはいかがでしょうか?!

サウンドハウス

まとめ

私が思うパーカッションの魅力についてご紹介しました。
この記事を読んで、すこしでもパーカッション面白そうと思っていただけると嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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