【パーカッション初心者の方に】ボンゴの叩き方を整理してまとめました

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コンガ、ボンゴ、ジャンベ

ボンゴの叩き方について一般的に言われていることに、自分の経験を含めて整理してみました。

ボンゴを始めるとき、叩き方の基本は?と思うかもしれませんが、そのやり方は人によって結構違っていて、これが絶対!というのはないそうです。
叩き方の動画をみても、人によって言ってることが微妙に違うということもあります。

ただそうは言っても、初心者は概ねこの辺を押さえれば良さそう・・・というのはあるようなので、ここでは初心者が最初に練習するオープン、ミュートとヒール&トゥについて、ある程度共通していそうな点をまとめました。
また、私が初心者の頃経験した、”なるほど、ここはポイントだな!”と思ったこと、やりがちだった誤りなども一緒に記載しました。

ボンゴ初心者の方やこれから始める方に参考にしていただけると嬉しいです。

ボンゴの叩き方

叩き方の種類

ボンゴの叩き方としては、トーン(オープンとミュート)、ヒール&トゥ、モフ、スラップなど、コンガと同じくいろいろな種類があります。

この中で最初に習う基本的な叩き方は、トーンかと思いますが、叩いたときに打面がミュートされていないとオープン、打面をミュートした時の音がミュートです。
(そのままですね(;^ω^))
オープンの方がまるい感じの音で、ミュートは高く響く音になります。

ボンゴの演奏を聴いているとマチョ(小さい方の太鼓)を叩くオープンとミュートの高音でよく抜ける音が目立ちますね。
これはとてもボンゴらしい音だな~と思います。
とはいえ、エンブラ(大きい方の太鼓)を叩く低くて丸い音や、ヒール&トゥの小さいけどリズムを刻む音も大切。
全体の音のバランスがとれて初めて、ボンゴのグルーブ感がでるのですね。

ここでは、一番よく使われるトーン(オープンとミュート)、ヒール&トゥの叩き方についてまとめていきます。

叩き方は人によって結構違う

Youtubeを検索すると、ボンゴの叩き方を説明する動画はたくさん出てきます。
今回この記事を書くために改めて調べてみて思ったのは、人によって叩き方はほんといろいろあるということです。
これが正しいやり方!というのはなく、それぞれの方が自分がやりやすい叩き方で演奏しているようです。

音楽のジャンル、どんな演奏をしたいか、どんな音を出したいかによっても変わってくるのだと思います。

先生についている方は先生の叩き方になると思いますし、独学の方は動画を見て信頼できそうな人の方法や、いくつか試してみてやりやすい方法を見つける感じでしょうか。
レッスンを受けていても、先生とは体の大きさも骨格も違うので、やはり同じにはならないかもしれません。

叩き方のコツ

叩き方は人それぞれではあるけど、多くの人が共通して言っていることはあって、そのあたりが概ね叩き方のコツになるかと思ったので、まとめてみました。
また、私が初心者のときにやって”なるほど、ここがポイントか!”と思ったこと、陥りがちだった誤りも一緒にご紹介します。

トーン(オープンとミュート)

トーンは一番基本的な叩き方になります。

指先で打面を叩いた後、指は打面を押さえず浮いた状態になります。
その時、反対の手で打面を押さえていなければオープンになります。
もし、右手で叩いたときに、左手のヒールなどで打面を押さえているとミュートされた音になります。
(左右逆もあり、逆はやり慣れないとものすごくやりにくいです・・・・)

トーンの叩き方は小さい方のマチョと大きい方のエンブラでは異なります。

小さい方の太鼓(マチョ)
叩き方のイメージ

人差し指の指先で、”しっぺ”をする感じで叩く。
(しっぺだけど叩いた後、指は打面を押さえず離れる)
2本の指を揃えて叩く方もいます。

指先の重みが感じられるように、力を抜いて振ります。
(慣れないと、指先の重みってなかなか感じられないです)

私の経験
  1. 大振りになりがち
    私は初めて習った時、先生の叩くスピードは本当に早くて、真似してスピードを上げようとしたら大振りになってしまいました。
    でも大振りをすると、逆に指先のスピードは遅くなりました。
    また大振りしていると、曲のテンポが上がった時に速さについていけなくなります。
    なので、振りは出来るだけコンパクトにするようによく注意されました。
    自分としては本当に手先だけで振ってるイメージで、ちょうど腕も振れている感じでした。
  2. 叩いたときの打面との接触時間が長い
    先生の叩き方を見ていると、指はすごいスピードで打面に当たって、一瞬で離れていました。
    私はなかなかそんな風にはできないですが、それでも出来るだけ真似して打面と接触している時間が短くなるように練習しました。
    弾くような感じでしょうか?
    実際、接触時間を短くした方が響きよく、先生の音に少し近づきました。
大きい方の太鼓(エンブラ)
叩き方のイメージ

マチョの場合と比べると、もう少し指全体を使って深い位置で叩く感じです。
(でも手のひらで叩くことはない)
こちらも指1本派と指を揃える派があり、両方の方がいらっしゃいます。

私の場合

私は指1本では深い音が出せなかったので、指を4本全部揃えて叩いています。
深くていい音を出すのは意外と難しいのです。

叩き方の参考になる動画

Youtube動画にはいろいろありますが、私は下の嶋崎雄斗さんの動画がシンプルでわかりやすいと思いました。
あまりコツとかを具体的に言っていないので、逆にイメージがつかみやすい気が?

細かいコツを説明している動画はいろいろあるので、気になった方は調べてみるといいかもしれません。

この動画は先生が生徒に教えるスタイルなので、初めての時の雰囲気がわかるところも参考になりますね。

動画の後半で説明されているリズムパターン(6分くらいのところ)はよく使われるものなので、そこも参考になると思います。

余談ですが、初めてで足ではさんで演奏するのはやはり大変そうですね。
私も3か月くらい練習したけど、重くて演奏を楽しめないので今はスタンドを使っています・・・。

ヒール&トゥ

ヒール&トゥのイメージ

初心者の場合、基本のリズムパターン「マルティージョ」をやるために、左手でヒール&トゥを練習すると思います。

ヒール=親指の付け根から指の側面全体
トゥ=揃えた指先(中指~小指)

マチョ(小さい方の太鼓)でヒールとトゥの動きを繰り返すことで一定のリズムを刻みます。
また、ヒールの時に右手でトーンを叩くとミュートされて、カーン!とさらに高音になります。

参考になる動画

ヒール&トゥも人によってやり方が微妙に違います。
いろいろ見たのですが私は次の動画がわかりやすいと思いました。
(自分がやっている方法に近いのかもしれません)

英語でわかりにくくて恐縮ですが、9分くらいからヒールでミュートしている様子、10分くらいからトゥの説明からヒール、11分付近からマルティージョが流れで見れます。
(結局は、マルティージョの中で見た方がヒール&トゥがわかりやすい)

私の経験
  1. ヒール&トゥはただリズムをとっているだけだと思っていた
    ヒール&トゥはリズムをとるためのものだと思っていたので、ほとんど音を立てず手を動かしていました。そしたら、レッスンで”もっとちゃんと音を出して”と指摘されて(;^ω^)
    小さな音ですが、グルーブを生む上でこの音がしっかり出ていることが大切なようです。
  2. ミュートがいい加減
    左手でヒールで押さえているときに、右手で叩くとミュートですね。
    私はこの押さえ方は結構適当でした(今もそうなりがち)
    レッスンでミュートしたトーンの鳴りが悪い時に、ヒールの押さえ方を探るように注意されました。
    ヒールで抑える場所や押さえる強さをいろいろ探りながら練習することも、効果があります。

スタンドを使ったセッティングについて

叩き方の話はここまでになりますが、ここでボンゴをスタンドにセッティングする場合についてご紹介します。
上でご紹介した嶋崎雄斗さんの動画で説明されていて、確かに初めてだと迷うかもと思ったので。

高さ

スタンドを使ってボンゴをセッティングする場合の注意点としては、高めにセッティングするということがあります。

腕を肩の高さまで持ち上げるくらいの高さなので結構高いです。
私も初心者の頃、こんなに高くするんだ!と思ってました。

コンガと組み合わせる場合は、ボンゴはコンガより高くするので実際そのくらいの高さになりますね。

傾き

ボンゴの叩き方の動画では、自分から見て奥が低くなるようにセッティングしている場合が多いように思いましたが、高くセッティングする場合は自分側が低くなるように傾けると思います。
高さとの兼ね合いで、傾きは叩きやすい角度にするのかも?

こんな感じでしょうか。

  • 低め・・・自分から見て奥が低くなるように傾ける
  • 高め・・・自分側が低くなるように傾ける

まとめ

ボンゴには基本的な叩き方の種類はありますが、そのやり方は人によって結構違っていて、どれが正しいということはないと言われています。
その中から、初心者の方が練習することの多いトーンのオープンとミュート、ヒール&トゥについて自分が初心者のころの経験も含めてまとめました。


最後までご覧いただきありがとうございました。

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