カホンの低音(ベース音)をしっかり鳴らすために気をつけたいこと

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カホン
KirillによるPixabayからの画像

カホンの基礎練習ではどんなことに気をつけて練習されているでしょうか。
やはり、正確なリズムで出来ているか気になるかもしれません。
最初はゆっくりやって、出来たら少しずつテンポを上げていって、速く叩けるようになったら「よし!出来るようになった」という気分になりませんか。

私もそうなのですが、でもそれだけでは、リズムはできてても何だか雑な感じがすることがあります。
…音色がよくないのです。

レッスンでも音色はよく注意されます。特にベース音です。
いくら、上の音(トーンやスラップ)ができていても、ベース音がしっかり鳴ってないと「ちょっと待って!」となります。
カホンのベース音は曲を支える土台なので、ほんとに大事なのですね。

そこでここでは、カホンの低音(ベース音)をしっかり鳴らすために気をつけたいことをご紹介します。
自分のカホン、なんだか低音がちゃんと鳴ってない気がする?と言う方にも、参考になるかもしれません。
高速で叩けるとか、細かい指ワザができるなどとくらべると一見地味ですが、しっかりしたベース音がなっているとそれだけで安定感や説得力がアップします。
共演者にも”演奏しやすい”と喜ばれるはず。

ぜひ参考にご覧ください。



ベース音の大切さについて

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カホンの主な叩き方は次の3つです。

  • ベース…一番低い音。ドラムのバスドラの音
  • トーン(オープン)…高い音。ドラムのスネアの音
  • スラップ…一番高いアクセントになる音。

(他にゴーストノートと呼ばれるほとんど音のしないタッチもあります)

もちろんどの音も大切ですが、ここではまずベース音をしっかり鳴らすのが大切だという話です。
(そんなこと知ってるよ!と言う方も多いと思いますが、私は演奏しているとつい忘れがちになるので書きました)

カホンのベース音が大切なのは、ベース音が曲の土台になるからです。
他の楽器の方は主にカホンのベース音(ドラムならバスドラの音)を頼りに演奏するので、上の音(トーンやスラップ=スネアの音)がかっこよくてもベース音が貧弱だと、演奏しにくいそうです。

私はカホンを始めたころ、「かっこいいフィルができることよりも、ベースの音がしっかりして、パターンのグルーブがちゃんと作れることの方が重要」だと先生に言われました。

もちろん全部大切なのですが、しっかりしたベース音があるからこそ上の音も生きるわけですね。

練習していると、目立つ高い音(トーンやスラップ)が気になったり、難しそうなフィルを成功させたいと思ってしまいがち(私はなります)
でも、まずベース音に気を配って、そのカホンの実力通りのベース音をしっかり鳴らすようになりたいところです。
(叩き方のせいで、カホンって低音あんまりよくないな~、と思われたら悲しい)

↓ 低音の響きがよいカホン

ベース音を鳴らすときに気をつけたいこと

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それでは私がベースを叩く時に気をつけていることをご紹介していきます。
と言っても、そんなにたいしたことではないのですが。
でも、ちょっと思い違いしがちだったり、忘れがちなことなのです。

叩く場所

ベース音がよく鳴る場所は、意外と上の方です。

左が、私のカホンでベースの低音が一番いい音で鳴る場所です。
結構上の方です。右の写真のように、少し下だと思っていないでしょうか?
(私は思ってました。もっと下くらいに思ってた・・・)

ご自分のカホンで、少しずつ手を動かして探ってみると、一番鳴る場所がわかると思います。

うまい方は多少ずれてもいい音で鳴っている気がしますが、自分の場合は、ちょっと場所が変わると音が変わってきます。叩くスピードや当て方の問題かもしれません。

もう一つ気をつけたいことがあります。
それは左右どちらかにずれないように、真ん中をたたくことです。


←なんかずれてます。
右手でベース音を叩く時、中央まで行かずに少し右寄り(向かって左)の場所を叩いている状態です。
左右の手で交互にベース音を叩いているときも、両方の手が真ん中からずれたところを叩きがち。

これは私は今も、ものすごくやりがち。
気をつけて真ん中を叩いているつもりでも、ちょっと無意識になるとトーンの場所から真ん中まで行けていない。
それで、ベースの音色が悪くなっていることに気づかないのも残念なところです。

いつも意識して、ベース音の変化に気づけるようになりたいものです。

手の形

叩く時の手の形でも音が変わります。
上の写真は、写真を撮るためにきれいな手の形にしていますが、実際に叩く時もこのくらいを目指したい。プロの方はとてもきれいな形で叩いていますね。

こんな手になりませんか?(私はなります)

テンポの速い曲だと手の形が崩れがちに。
自分では揃えてるつもりでも、動画で見ると指がばらばらになってることもよくあるのです。

でも、指がばらばらになっていると明らかに音が違います。なんかバラバラな音が?
やっぱり指を揃えてちゃんと当てるといい音が鳴ります。

簡単にチェックできるので、演奏の時に気にしてみてはいかがでしょう。

※指を離して叩く方もいらっしゃいます。私はそれだと音が変わってしまいますが、それで鳴る方は気にしなくていいかもしれません。

おわりに

カホンの低音をしっかり出すために、私が気をつけていることをご紹介しました。
とても簡単なこと(なかなかちゃんとはできないけど)なので、参考にしていただけると嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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