カホンで8ビートのオルタネート(右手・左手を交互に動かす方法)で演奏できる曲、練習に使える曲を選んでみました。
初心者の方にも演奏しやすい曲から、アップテンポで少し難しい曲まで4曲ご紹介します。
練習する曲探しにはもちろん、「こんな曲も使えるのか!」と曲を探す参考になるかもしれません。
よかったらぜひご覧ください!
オルタネートの叩き方については下の記事にあります。
8ビートの曲を選ぶときの注意点
カホンで演奏する曲を選ぶときは、もともとカホンで演奏されている曲は少ないので、ドラムが使われている曲でカホンでも演奏できそうなものを選ぶのではないのでしょうか。
その時は、もちろん好きな曲を選べばいいのですが、もし練習のためなどに「8ビートで叩ける」限定で探したい場合は、ひとつだけ注意点があります。
それは、ドラムのハイハットが8ビートの曲でも、カホンで叩くと16ビートになる場合があるということです。
ハイハットが8ビートでも、スネアやバスドラが16分の位置になってたら、カホンでは16ビートになりますので、そこだけ気をつけるといいと思います。
ゆったりした曲でやりやすそうだな、と思ったら実は16ビートで中が細かくて、すごく速かったということがJPOPではよくあります。
叩いてみたら当たり前じゃんと思うかもしれませんが、最初に探すときは「あれ?」と思うかもしれないと思って書きました。
8ビートで演奏できる曲
では、早速曲をご紹介していきます。
Shake It Off/テイラー・スウィフト
テイラー・スウィフトのShake It Offは、カホンで8ビートのオルタネートを練習するのにとてもやりやすい曲だと思います。
テンポが遅からず速からずでノリが出しやすいし、ほぼ基本的なパターンで演奏できます。
何より楽しいのがいいですよね。
曲中のラップの部分をどうやって盛り上げるかを考えるのも楽しそうです。
タンバリンを使うのもいいかもしれません。(原曲ではタンバリンらしき音も聴こえますね・・)
香水/瑛人
原曲はドラムもパーカッションも入っていないギターだけの曲ですが、これにカホンを入れてみるのはどうでしょうか?
テンポがゆったりしているので初心者の方もやりやすいと思います。
原曲にドラムもパーカッションもないので、リズムパターンはギターに合わせて。
ギターの演奏が最初から最後まで変わらないので、どうやって変化をつけるかが難しいですね。
例えば最初は音数を少なく、盛り上がるところは音数を増やして変化させるのはどうでしょう。
盛り上げたいところで、曲の雰囲気に合わせて小物を使うのもよさそうです。
さよならべいべ/藤井風
ドラムが印象的な藤井風さんのさよならべいべですが、カホンでアコースティックな感じで演奏する手もあります。
曲のテンポはそれほど速くないので演奏しやすいと思いますが、リズムパターンやキメが多く、しかも頻繁に切り替わるのでそれぞれのパターンを練習するのがちょっと大変かも?!
原曲ではハイハットの音がたくさん使われていますが、これをカホンでコピーするのは大変ですね。
これを再現するなら、足鈴やハイハットのオープン・クローズを使う方法があると思います。
もちろん使わずに、割り切ってカホンらしいアレンジにするのもありです。
恋/星野源
Youtubeにあったオフィシャルビデオは曲が途中で切れていたので、ライブ映像の動画を貼りました。
こちらも原曲通りの雰囲気で、生バンドがかっこいい!
この曲はテンポがとても速く難しいですが、軽快な感じを出したいところです。
経験のある方向けだと思いますが、初心者の方でも曲のテンポを落として練習すればチャレンジ可能です。
私も初心者の頃、すっごいテンポを落として練習してました。
違う曲に聞こえるくらいゆっくりでも、練習しているうちに速度があげられるし、原曲のテンポまでいけなくてもやりたい曲ができたのは嬉しかったです。
気になる方は挑戦してみてはいかがでしょう。
(参考に、曲のテンポを変えるスマホアプリのリンクをこの下貼りました)
イントロのシンバルは、スプラッシュシンバルを使って同じように鳴らせますね!
個人的には、サビのところで足鈴かハイハットのオープン/クローズを使い、8分の裏に音を入れたいと思いましたが、やってみたら速くてなかなか難しかったです。
なのでこの曲も原曲の再現にこだわらず、アップテンポな中にも、カホンらしいアコースティックな表現で雰囲気を出せるといいのではないかなと思いました。
*曲のテンポを変えるスマホアプリ*
私はアンドロイドで、下のものを使っています。
iPhoneの場合
これは曲のピッチ(音の高さ)を変えずに、きれいにテンポを落としてくれます。
まだ使っていない方にはおすすめです。
カホンの練習におすすめの曲はこちらの記事でも紹介しています。
おわりに
カホンで8ビートオルタネートで演奏するのに良さそうな曲をご紹介しました。
この曲を練習に使うのもいいし、「なるほど、こんな感じの曲ね!」と曲探しの参考にしていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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