カホンの練習におすすめの曲【曲選びの参考に・初心者~2年頃の経験からご紹介】

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カホン



カホンをされている方、練習にはどんな曲を使われていますか?
自分の好きな曲でやればいいのですが、”好きな曲”といわれても急には出てこなかったり、カホンに向かない曲もありますよね。
私は練習曲を決めるとき、先生にも相談するし、出来るだけ楽しくて”練習にもなる曲”がいいなぁ、と思って結構考えます。

そこでこの記事では、私がカホンを始めて1~2年くらいの間に練習して楽しかった曲、練習になってよかったと思う曲からおすすめをご紹介します。
今回おすすめしたいものを選んだ結果、古典的な名曲「Libertango」からポップス、Youtubeのカバー動画までバラエティーに富んだ選曲になりました。
おすすめポイントも書いたので、曲を選ぶときの参考にしていただけると嬉しいです。

Libertango / 南理沙

1曲目はアストル・ピアソラの名曲、Libertango。
聴けば誰もが「ああ、これね!」とわかるメロディー、情熱的な雰囲気が練習していてテンション上がります。
Libertangoは演奏されることも多いので、いつか実際に演奏する機会もあるかもしれません。

また、使われているリズムパターンも使用頻度が高く、すごく使えるので初心者の方にもおすすめです。

実は、これは私がカホンで一番最初にやった曲でして、初心者向けっぽくなくてよく知っている曲だったので、こんな曲で練習できるなんて楽しい~♪と思いました。

この曲は、おすすめポイントが多いので詳しく説明していきます。

おすすめのLibertango

Libertangoはたくさんの方が演奏していていろいろなアレンジのものがありますが、カホンの練習におすすめなのは、クロマチックハーモニカの南理沙さんが演奏されたLibertangoです。
「EL MUND(エルムンド)」というアルバムに収録されているのですが、残念ながらネット上でフリーで聴ける場所はありませんでした。
(下のリンクも試聴ができません)

Amazon Music Unlimitedに入っている方は、下のリンクから聴けます。

Libertango 南 里沙 – El Mundo-エル・ムンド- (Amazon Music Unlimited)

他のサブスクも聴けると思うので、ぜひ探して見てください。
ネットで検索すると、南理沙さんの他のバージョンのLibertangoは動画がUPされており、それはそれで素敵なのですが、カホンの練習にはこのアルバムに収録されているバージョンが絶対におすすめ。
リズムのスピード感、タイトさは断然こちらがいいです!(テンポが速いということではなく)

この曲はもともとカホンが使われており、カホンの音も聴きやすいので練習にとても向いていると思います。

基本のリズムパターン

メインで使われているリズムは次のような感じです。

オルタネートで、タツツタツツタツ・・・と刻む332のリズムです。

音符のない「・」のところは、ゴースト(軽く触れた小さな音)を入れていきます。
このパターンはポップスでも頻繁に登場するので、使う機会も多いです。

※オルタネートについては、下の記事でご紹介しています。
上の音符は8ビートですが、16ビートでも同じようにこのパターンができて結構使います。

小物パーカッション

小物パーカッションは、私はタンバリン、シンバル、足鈴を使ってみました。
ハーモニカソロ前のキメっぽいリズムと、最後のAメロ繰り返しで盛り上げたいところでタンバリンを使うのはおすすめです。
原曲ではカスタネットの音も聞こえますが、これは別に収録していると思うので、カホンを叩きながらやるのは難しそうです。

初心者の方はテンポを落として

ほんとに初めての方は、このテンポだと速すぎるかもしれません。
その場合は、テンポを買えるアプリを使ってゆっくりのテンポでやってみるといいです。
私もそうしてました。

*曲のテンポを変えるスマホアプリ*
アンドロイド

iPhoneの場合

以上、Libertangoについてでした。

No Make de On The Bed / Skoop On Somebody

2曲目からはさくさくとみていきましょう。

次はドラム曲で、Skoop On SomebodyのNo Make de On The Bed。
カホンで演奏しても雰囲気がよく合いました。

※曲の最後が切れてますが、アルバムではそのまま次の曲につながっているためです。

基本的に、ドラムのパターンをコピーする感じで行けます。
原曲のドラムは少し変わったパターンになっている思うのですが、それもそのまま同じパターンをカホンで叩いて、シンバルを入れるとちょっとおしゃれな感じになった気がします。

キメの部分(1コーラス目の”ビビッビッビッビビ♪”とか、サビの”No Make de On The Bedしよう♪”など)もドラムの音を参考にパターンを作って合わせました。

ハイハットの8分~16分の音がずっと聴こえているので、カホンではオルタネートで叩く時のゴーストの音をうまく聴かせると8分感、16分感が出ると思います。
(ってえらそうに言ってますが、私もレッスンでよく注意されるところです。)

Isn’t She Lovely / Stevie Wonder

邦題が「可愛いアイシャ」、スティーヴィー・ワンダーが自身の娘アイシャが生まれたお祝いに作られた歌だということ。
アイシャの泣き声から曲が始まり(下の動画ではその部分は入ってません)、途中にスティーヴィー・ワンダーとアイシャがやりとりをする声も入っていて(その部分もないですね、、アイシャの声が入っていないバージョンなのかな?)、歌詞も曲調ももうほんとにオレの娘かわいいだろう~?という感じで、ほほえましくて幸せ感一杯の曲です。

3連系の曲ですね。カホン的にも3連の練習になるかと思います。

テンポもフレーズも難しいところはないと思うのですが、3連なので手順を考えないとすごい適当な感じになってしまします。
私はこれはきっちりオルタネート(左右交互)で叩くのがおすすめだと思います。
ハネてる雰囲気だけで叩くと、タッタタッタというハネが甘くなりがちに。
私はレッスンで、”ハネがあまいところがあるので、もっとちゃんとハネて”と注意されてました。
(自分ではやってるつもりだったのですが・・・)

ワンコーラスおわって次のコーラスに移るところのキメ「♪タン!タタタタタタタタ タンタン!」は曲に合わせて、タンバリンを使うのも合います。
原曲では全体にタンバリンが使われているようですが、カホンを叩きながらこんなにタンバリンも鳴らすのは無理ですね(;^ω^)
なので、部分的にタンバリンを使うと、雰囲気が出る気がします。

この曲は、「なんかずっと同じリズムやってる・・」て感じになりがちで、そこをフレーズや小物を変えながら変化をつけて盛り上げていくのが難しかったです。

小物は他にはシンバル、足鈴など使いました。

Destiny / シェネル(Cover) Goose house

最後はYoutubeのカバー動画です。
原曲と違いギター弾き語りで、カホンはギターとの相性がいいので練習にもおすすめ。
ギターをサポートすることは実際にもありそうな状況ですし、実践的な練習になるのではないでしょうか。

この動画を公開しているGoose houseは、それぞれ個別に活動しているシンガーソングライターなどのミュージシャンが、シェアハウスの一室に集まって活動していたユニットです。
Youtubeには他にもかっこいい/おもしろい演奏動画がたくさん公開されています。
現在活動休止中で、Play.Gooseというユニット名での活動に移行しているとのこと。

Youtubeに公開されているカバー演奏系の動画には、これにカホンをつけたら面白そう!と思うものはいろいろありますが、打楽器なしで演奏されているものは意外とテンポが一定ではなく、カホンをつけるのが難しかったりします。
しかし、この演奏はタイム感がほんとによくて、急に速くなったり遅くなったりがないので、違和感なくカホンを合わせられます。

この演奏はギターだけですから、カホンでどんなフレーズを叩くかは自分で考える形になります。
基本的にはギターに合わせる感じで、4つ打ちと、ドラムパターンのようなリズムを叩くところがあると思います。
構成がすごく考えられていて、1コーラス目は抑えめにサビで盛り上がるとか、2コーラス目は一旦落としてとか、落ちサビもありと、変化しているので、そこをさらに面白く雰囲気を盛り上げるために、どう解釈して作っていくかが難しいけど面白いところです。

小物は、シンバル、足鈴にウインドチャイムも使いました。

カホンの練習に使える曲はこちらの記事でも紹介しています。

まとめ

以上、カホンの練習におすすめの曲とおすすめポイントをご紹介しました。
参考にしていただけると嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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