カホンを始めるときの疑問や不安【楽器が初めてでも大丈夫?練習場所は?など】に答えました

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カホン

カホンやってみたいな、始めてみようかな?と思った時に、感じるかもしれないちょっとした疑問や不安。
例えば、

  • 楽器をやったことないんだけど、大丈夫かな?
  • 始めるには、まずカホンを買わないとだよね?
  • カホンって家で練習できるの? などなど

ここではそんな疑問に、自分が10年近くカホンを続けてきた経験から、私なりの答えをまとめました。
もし、カホン始めようかな?どうしようかな?と考えていてこういう疑問を感じている方がいらっしゃったら、ぜひ参考にご覧ください。

楽器が初めてでも大丈夫?

音楽をやったことがない方、楽器の演奏をしたことがない方は、初めてでも大丈夫かな?と不安に思うかもしれません。
実はそういう方にもカホンはとてもおすすめです。

まず誰でもカホンを叩けば音が出る。
叩き方やリズムを変えて自由に演奏して、音楽を表現して楽しむ楽器です。
もちろん追求すると難しいのですが、初心者は初心者に出来る叩き方とリズムで、割と最初から楽しめると思います。

ピアノやギターのように音階がなく、複雑な音階を覚える必要がないのも、音楽初心者の方には親しみやすいですね。

また、楽器がシンプルで扱いやすいのも魅力の一つです。
ドラムのような複雑なセットアップもありません。

さらに、同じ打楽器のコンガやジャンベのような皮の太鼓と比べて、木でできたカホンは叩き方の難易度が低いという面もあります。

つまり、カホンは初心者の方でも叩き方を覚えるのが割と簡単で、演奏が形になりやすい。
演奏を楽しめるようになるまでの道のりが短い楽器だと思います!

どんな風に使えるの?(使えるジャンルやシーンは?)

カホンはポップス、ロック、ジャズやボサノバ、フラメンコなど、さまざまな音楽スタイルで演奏することができます。
打楽器の中では、使えるジャンルが一番幅広いかもしれません。
この曲、カホンでやってみたいな~と思った時、実際に演奏できる確率が高いです。

また使う場面としては、バンドを組んで演奏したいという場合はもちろん、友達のピアノやギターに合わせて叩くのもおすすめです。
もちろん誰かとの合奏でなくても、自分の好きな曲を選んで、音源に合わせて練習するだけでも十分楽しいです。
私も日頃は音源を使って練習しています。

ことさと
ことさと

私は習い始めて1年半くらいの頃、ピアノを弾く友人と組んで遊び感覚で合奏したりしてました。
→Pia-no-jaC←の曲をかなり簡単にアレンジして、友人の通う音楽スクールのミニライブで演奏したら、カホンを知らない方が多くてとても興味をもってもらえました。

あとは、公園にカホンをもって練習に行ったら、ギターを練習していたおじさまたちが寄ってきて、即興で合奏になったこともあります。

楽器の使い方としては、カホンはそれひとつを持って行けばすぐに演奏できるし、シンバルやウインドチャイムなどと組み合わせて演奏することもできます。
他の小物楽器と組み合わせて表現の幅が広がるのも魅力だと思います。

楽器を買わないといけないですよね?

カホンを始めるなら、まず楽器を買わなきゃ・・・と考えるかもしれません。
カホンは扱いやすい楽器ですし、価格的にも手に入れやすい(ピンキリですが・・・)と思います。

もし独学でやってみようと思うなら、まず楽器がないと始まらないですね。

でもレッスンに通うつもりなら、慌てて楽器を買わなくても大丈夫です。
大体の教室では生徒に貸すためのカホンがあるので、持って行く必要がありません。
レッスン行ってみて、どんなカホンを買えばいいか先生に伺ってから楽器を購入するのもおすすめです。
何回か通って、これは続けたいな!と思ってから買うのでも十分間に合います。

ことさと
ことさと

私が始めた時は、やる気満々で早く自分のカホンが欲しかったので、最初のレッスンでどこのカホンがおすすめか先生に聞いて、すぐにJPCに買いに行きました。
お店で叩かせてもらって、何種類もの中から気に入ったものを選びましたよ!
初心者でお店で叩くのは恥ずかしかったですが・・・。
でも店員さんは初心者が買いに来るのにも慣れているでしょうから、気にすることなかったんだろうなぁ。

楽器を購入する場合は、下の記事でカホンを選ぶときのポイントをご紹介していますので、よかったら参考にしてください。

持ち運びは簡単?

持ち運びが簡単で、持って行けばすぐに演奏できるのはカホンの特長のひとつです。
それひとつでどこでも演奏可能!とよく言われます。(上にも書きました(^-^;)

とはいっても、それはドラムなどと比べて・・・ということ。

これと・・・

これですからね。

カホンが持ち運びしやすいのは一目瞭然。

ただどこにでも気軽に持ち運びできるかというと、人によるかも?
パーカッションの中では軽い楽器ですが、そこそこかさばるので邪魔な時もあります(^-^;

カホンを入れるリュック型のケースもあり、それで運ぶことはできます。
スタジオなどでは背負って運んでいる方も時々見かけますが、私は普通に重いと思いました・・・

ことさと
ことさと

私が背負って運んだのはカホンを買った日、家に持ち帰るときだけでした。
カホンをしょってコンビニなどに立ち寄ると、カホンが引っかかってお店の中で身動きが取れなくなるのもストレスでした(;’∀’)。

私は普段は、カホンはキャリーカートに積んで運びます。

ちなみにカホンの運搬には、楽器やってる人がみんな使ってるマグナカートがおすすめです。
普通のキャリーカートだと、重心が高くて角を曲がったり段差を超えるときに倒れてしまいます。

カホンでセットを組む時は、カホンとシンバル2~3枚、シンバルスタンド2つ、小さなウインドチャイムなどこれに積み込んで運んでました。
そこそこ重くなりますが、それでもカートひとつで持ち運び可能と考えると、やっぱり持ち運びは楽と言えるのかもしれません。

ことさと
ことさと

まあそうは言っても、レッスンではすべて先生にお借りしてます。
やっぱり自分で持って行くのは大変なので・・・

カホンの練習場所は?

家で叩くのは難しい

練習をどこでするか?というのは、カホンを始めるときの一番のネックになるかもしれません。

これって家で叩けるの?と思われるかもしれませんが、音が響くことと、叩く時の振動のため、アパートやマンションの部屋で叩くのは難しいです。
戸建ての場合は、環境によって可能なこともあるかもしれませんが(周辺に家がないとか)、近所迷惑にならないよう慎重に考える必要があります。

家で練習する場合は、カホンに布団や毛布をかぶせてミュートする、クッションフロアなどの上で叩く、思い切り叩かないなど工夫が必要。
このため、手の動きや叩く時の体勢を覚えるための練習になるかと思います。

音を出して練習する場所

最初は練習は家で出来る範囲で・・・という感じでも、そのうちしっかり音を出す練習がしたくなるかもしれません。

音を出してカホンの練習が出来る場所としては、カラオケ、音楽スタジオなどが挙げられます。
他に、公園や河川敷などが思い浮かぶかもしれません。

公園には、正式に楽器の練習をしていいことになっている所はないのではないか、という気がします。
ただものすごく大きな公園の真ん中で、どこの民家からも遠くて、普段から楽器を持った人が多く集まって練習している場所はあります。
私もそういう場所で練習したことはあり、他の楽器の方と交流できたのはおもしろかったです。
ただおしゃべりで練習にならなかったり、屋外に楽器を持って行く準備が面倒だったりで、行かなくなりました。
(カホンを土の上に置けないのでレジャーシートを用意したりなど)

公演の場合は近くに民家がなくても、ゆっくりくつろいでる方がいたら、そばでカホンを叩いたら迷惑になりますよね・・・なかなか難しいなと思います。

河川敷には行ったことはないですが、誰かしら楽器の練習をしているようなイメージがありますね。
トランペットを吹いていたりとか・・・。
ここも近くに民家がないか、他の方に迷惑がかからないか慎重に考える必要がありますね。
自治体によっては、条例で楽器の演奏を禁止しているところもあると聞いたことがあります。

打楽器の音はほんとに遠くまで飛ぶので、音を出すときは気を使います。

安心して練習できる場所として、やはり音を出すために作られたところがおすすめです。
具体的には、カラオケルームと練習スタジオがあります。

カラオケルームは、お店によって楽器の持ち込みができないところもあるので、予め確認が必要です。
近くに安いカラオケ店があれば、場所を借りる費用を抑えて練習できますね。

私の場合は、カラオケルームと練習スタジオの料金があまり変わらなかったので、カラオケルームを使ったことはなく、いつも練習スタジオでした。
練習スタジオは音響設備が整っているし、楽器を持ち込みやすい構造になっているところが多いので、やはり使いやすいです。(階段が狭い、エレベーターがないなどの建物はカホンを持ち込むのが大変です)
前日から借りられる個人練習の枠で予約すれば、まあまあ安い料金で練習できます。

とはいっても、頻繁に練習スタジオを利用すると費用もかさんでくるので、日々家で出来る練習をして、時々スタジオに行ってしっかり音を出す練習をする、という感じになるかもしれません。

教室に通う場合は、空いている部屋を個人練習用に貸してもらえる場合もあります。

先生に教わった方がいい?独学は?

先生に教わりたいという方と、独学でやりたいという方がいらっしゃると思います。
私のおすすめは、やはり先生のレッスンを受けることです。

「先生に教えてもらいたい!」というかたはぜひぜひ、教室を探して体験レッスンを申し込んでみてください。
プロの生の演奏を間近に見ると、きっと「生は違うな~」と感じてカホンへの興味が深まるでしょうし、”カホンを叩くってこんな感じなんだ!”と体感できると思います。

一方独学でやりたい方も、一度はプロのレッスンを受けてみてはいかがでしょうか。

今はYoutubeをみるとレッスン動画もたくさんあるし、カホンはただの箱なので簡単そうに見えるかもしれませんが、やはり本物(先生が叩いているところ)を見ないとカホンの本当の音やリズムはわかりません。

動画では生だとどんな音なのかは伝わらないし、自分では「わかった、出来た!」と思っても実際はできていないかもしれません。
叩き方やリズムも動画と同じにしているつもりでも、実際は違うかもしれない。

また、動画と同じにならないなーと思っても、自分ではどこが悪いのかわからないこともあります。
あるいはわかっても、どうやって直せばいいのかわからないなんてことも・・・。
そんな時も先生に見てもらえば、問題の箇所を指摘して、どこを直せばいいのかも教えていただけます。
とても効率的に練習できるのです。
(言われたことがすぐできるとは限らないですけどね(^-^;)

教室に通いたくないという場合は、ワークショップに参加して体験する方法もあります。
これなら、ずっと通い続けなくてもいいので、独学の方も検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

カホンを始めようかな?と思った時に感じる疑問、考えるだろうと思われることについてまとめました。
カホンをやってみたい方の参考にしていただけると嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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